カテゴリ:屋久島&鹿児島の旅( 4 )

 

屋久島親子旅編  4th Day

4日目 光と苔と水に感動するため環境破壊。

今日は「白谷雲水峡」へ。

腰を心配する母をよそに、がんがん早足で上っていく登山家のおっちゃん。

白谷は本当に美しいところでした。
「水の音っていいねー。本当に心が落ち着く。」一昨日私が思ったことと同じようなことを言う母。

白谷の奥の方には「もののけ姫」の舞台となった森がある。
神秘的な空間。苔だらけの森に光がすーーっと差し込む。
背筋がぞくっとするくらい美しい。
苔を近くで見ると、昨日降った雨がしずくになってキラキラ光る。
「わぁー」しか言えない。

さらに登りに登って、太鼓岩を目指す。
着いたときの感動といったらもう…。
「すがすがしい」ってこういうことだ!と思い出す。

あー来れてよかった。
母親も連れて来れてよかった。
そう思いながら屋久島を発ち、鹿児島へ向かう。

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ただ、実は、昨日の話がずーーっとひっかかってた。
私がここに来るだけで、森を傷つけてる。
私が何十キロっていう体重で根を踏んだりしてるんだもん。

『前、環境系のイベントに行ったとき、聞いた話。
てっとり早く、環境のために何かしたいと思ったら、死ぬのが早いですよ。
生きてる間に、あなたはどれだけ電気を使うんですか、どれだけ紙を使うんですか。
でも、私は死のうとは思わない。
私はこの紙を使う、電気を使うことでもっと大きなものを生み出していると思うから。』

そんな話を思い出した。
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by kinou_kyou_asu-ka | 2005-03-03 17:51 | 屋久島&鹿児島の旅  

屋久島親子旅編 3rd Day

早起きして、昼到着の母と弟のためにおにぎりを作る。
昨日来たお姉さんがおいしーちりめん雑魚くれた。うまい!!!

リビングにいると、私よりも先に来てた噂のダイバーが話しかけてきた。
その彼、髪もしゃもしゃ。ガタイがいい。
ここだけの話、秋葉系か、もしくはモー娘オタクな風貌。。。
でも、ダイバーらしい。

話始めると、普通の人でした(笑)
なにやら千葉から来てるんだけど、もう屋久島3回目。
滞在期間1週間のうち、7日をまるまるダイビングに費やすつわもの。
デジカメでとった水中写真を見せていただく。
わーーーめちゃきれいだ!!!
こんな風貌でこんな素敵な写真撮るのが趣味だなんて、ギャップもいいところ!
ペーパーダイバーの私の経歴を話し、そのまま名刺交換。
もぐるときはよろしくです。

すると、横で、記者さんが宿のご主人に「取材」をしてる。
すげー。こんな現場見た事ない。
が、けっこう重たい話をしてる。
世界遺産に登録された屋久島。
屋久島の自然はすごいと評判になる⇒たくさんの人が屋久島にくる⇒人が入るだけで山は荒れる⇒ちゃんとした道を作って、山を守ろう⇒登りやすくなってまたみんな来る⇒船や飛行機増便⇒もっとくる⇒ガイド増える
主人は屋久島の世界遺産登録を嘆く。
登録より前に屋久島は戦後復興のため、森林伐採が始まり、ぼろぼろになってしまった。
それが世界遺産登録されて、人気が出て、人が来るようになった。
観光で島の産業は成り立つようになったけど、屋久島の自然は壊されてしまった。
屋久島に入るヒトの数を大幅に制限して、「今予約したら行けるのは3年後」って風に規制していいと思う。
人が来て山が荒れるから道を作るのは間違ってる。人が来て荒れるなら、人を制限すべき。

よく考えれば当たり前なんだけど、けっこう衝撃的だった。
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by kinou_kyou_asu-ka | 2005-03-03 17:37 | 屋久島&鹿児島の旅  

屋久島一人旅編  2nd Day

4時に起床。もちろんまっっっっくら。
4:50
迎えの車に乗り込んで出発。
縄文杉に会いに行きます。

が、その車で隣に座ったおばちゃん。
朝の5時から大ハッスルなんですけど…。。。
知る人ぞ知る私の寝起きのテンションの低さ。
そんなことに気付くわけもなく、娘の話やら、月2回登山してる話やら、失敗談やら、果てにはおばちゃんの夢まで語ってくれちゃいました。
果てには到着時、「酔ったわー。朝ごはん食べれんわー。バナナだけしか食べれーん。」
と死亡。
朝からおもしろいことしてくれます。

で、ようやく登り始めます。
登り11キロ、往復22キロのコースだけど、うち8キロ×往復はトロッコ道。
えんえんと、トロッコの線路の枕木を歩きます。

やっぱりずーーと登り坂を歩いているわけで、みんな終始無言(7人ツアー)。
そうすると、耳がやけに冴えてきたり、変な考え事が始まったりする。
なわけで、1日中、汗だくになりながら考え事をしてた気がします。

途中、休憩とかで、東京から来てた1こ上のカップルとも仲良くなったり、
名古屋から、なぜか2泊3日10万円もするJALのツアーで一人で来てた19歳の男の子と話したり。

目的地である縄文杉に到着したときも、「着いたー」って感動はあったのだけど、
純粋に森を歩くってことがすごく楽しかった。気持ちよかった。
それから、水が本当にきれいで、おいしかった。
疲れたときに何度水の音に癒されたことか…。
日本にはたくさんの森がある。だから水もたくさんある、はず。
きれいな水を守りたいなぁと思った。

屋久杉とかって、一本の杉の木がどーーんと大きいんじゃなくて、
色んな木が着生してる。
中には2代杉とか3代杉ってのもあって、一本の屋久杉が伐られたところから、次の杉が生えてきている。
新しく生えてきた木が付属品みたいに生えてくることもあるけど、
それが元の木の栄養を吸い取って殺してしまったりもする。

昔切り倒された木や、切り株が森にはごろごろしているのだけど、
そこからもまた新しい草木が生えてきている。
倒れても杉は樹脂がとても多いから腐らなくて、きれいなままなんだっけなぁ?(曖昧。)
倒れてその木自体の成長は止まっても、それによって、他の草木が生きているわけですよ。
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自然ってうまくできてるよなぁ。
本当に全てが循環している。
生きるためにどうしたらいいか、っていうのを心得てる。
森はたくさんの木とか草から成りたってるんだけど、全てが繋がってる。
森は森で一つで、だから一本木を切るってのも、森にとっては一大事なんだなぁ。

と、そんなことを考えつつ、縄文杉に会うツアーを終える。
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宿に戻ってとりあえずお風呂に入って、今日は外食する。
ちょっと一杯のつもりができたのは特大ジョッキ。
一人でただの酔っ払い。
で、とびうおの塩焼きと、屋久とろをいただく。
至福のときです。

宿に戻ると、リビングにおっちゃん
「おー、今日も飲んでんなー。わっかりやすいなぁ。」
「すみません。。。」
このおっちゃん、種子島のロケット打ち上げを取材に来た新聞記者さん。
しかも家が近い!!!
屋久島まで来て地元のうまい店の話をする。
仕事の話もする。
もう40近いらしいけど、めちゃくちゃ若い!33くらいかと思いましたよ…。
打ち上げ延期になったからって、シーカヤックやって、顔焼けすぎですから!!

宴もたけなわですが、疲れてるので、1時頃就寝。
長くなってしまった…。
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by kinou_kyou_asu-ka | 2005-03-03 17:23 | 屋久島&鹿児島の旅  

屋久島一人旅編  1st Day

屋久島についてから2日間は一人旅。

バスに乗って、宿「晴耕雨読」に到着。
ちょっとしたリビングの奥の和室が私の部屋。
リビングも、和室も本だらけ。しかも、かなり私に合ったチョイス。
楽しくなりそう。

午後一で着いたものの、足がない私にとって、屋久島は生活しづらい。。
3月まではバスでいける範囲がだいぶ制限されてる。。
まぁ行けるとこまで行ってみよう。

観光センターで次の日の縄文杉ツアーに申し込み、その後いなか浜へ。

・・・なんにもない。
えぇ。何にもありませんでした。

ガソリンスタンドにかろうじて商店がくっついてたから入ったけど、、、
日本語だか、タイ語だか、何をしゃべってるのかわからん!!!(間違いなく方言だけど)
おそるべし屋久島。

いなか浜をカメラ片手にぷらぷら歩く。
ちなみにここは日本一の海がめの産卵地。
今はシーズンじゃないけどね。

ぷらぷらして、観光センターでぷらぷらして宿に戻る。
しばらくすると、宿に泊まってる男の子が帰ってくる。

夕食の1合80円の白いご飯とボンカレーを食べつつ、
彼の災難な屋久島旅行話に大爆笑。
彼が買って来てた「三岳」という屋久島の焼酎を一緒に飲む。
コップに半分以上焼酎を注ぐ彼。「え?」
こぼれるほどにそこにお湯を注ぐ。「おっとっと。」

コップ一杯でいい感じに酔えました。
だいぶ芋くさい、鹿児島の人が好きそうな焼酎でした。

春から大学生の彼。
「いいなぁ。今から大学だなんて。」「年寄りみたいなこと言わないでよ。。。」

明日は4時起きということで、10時頃さっさと就寝です。
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by kinou_kyou_asu-ka | 2005-03-02 22:40 | 屋久島&鹿児島の旅